ウォールナット[胡桃]

ウォールナット

ウォールナットはクルミ科クルミ属の落葉広葉樹です。
木材としては国内でもウォールナットという名称で扱われ、実は胡桃[くるみ]と呼ばれ古くから食用として利用されてきました。日本では鬼胡桃がこれにあたりますが、その木は白木です。

ウォールナットの材質はやや重・硬の部類に入り、狂いが少なく、着色性や加工性にも優れています。
独特の色合いと木目を持ち、高級家具材や工芸用材として用いられてきました。また衝撃に強い事から銃床材として重用されています。かつては飛行機のプロペラに使われていた事もあるそうです。

木材として人気はたいへん高く、チーク、ローズウッド、マホガニーと並んで高級材として扱われます。
ひとつの特徴として、多くの木材は日に当たると色が濃くなる傾向がありますが、ウォールナットは色が薄くなります。

胡桃の実

子供の頃、家にたまに殻付きの胡桃が置いてある事がありました。金槌で殻を割って食べたものでしたが、あれは買った物だったのか?それとも拾ってきたものか?どちらだったのでしょうか。

最近では胡桃の栄養価が再評価されているそうです。肥満や動脈硬化の予防、美肌やアンチエイジング、便秘や不眠の解消…何にでも効くようです。
しかし、くれぐれも摂りすぎにはご注意ください。

ウォールナットの加工例をご紹介します。

サイズの違う2枚の板を用意しました。
この時点では、みなさんがイメージするウォールナットの色と違うのではないでしょうか?
花のような形に切り抜きます。


ワックスを塗布します。
するとウォールナット独特の深みと重みのある色に変化します。
キャンドルホルダーとして組み上げました。クリスマスリース風の飾りも添えてみました。
キャンドルのやわらかい光が、ウォールナットの重厚な雰囲気を引き立ててくれます。
形を変えてLEDライトを入れてみます。
今回は140mm角程度の2枚の小さな板から制作した物にもかかわらず、ウォールナット材からは高級感と重厚感が伝わってきました。こんなところにも高い人気の秘密があるのでしょう。

普段使いの小物入れや花器、またはオーナメントなど、目に付くところに置いて楽しみたいものです。

材料別加工例